みなさんこんにちは!
本日は音楽とAIについて
話したいと思います!
普段からパソコンを使って
作曲をしているみなさんなら、
音楽とITの関係は切っても切り離せないものと
イメージするのは容易かと思います!
そんな中昨今は音楽生成において
AIを活用する動きが活発化してきています!
先日自分のインスタでも紹介しましたが、
NYの大人気ラッパー「Fivio Foreign」が
AI楽曲制作ソフト『Sound Raw』を
用いて楽曲を作成していました!
このように楽曲制作に活用できる
良い面もありますが
使い方によって悪い方向にも活用できます!
昨年インフルエンサーがAIを用いて作った
DrakeとThe Weekndの曲について
著作権の関係で騒動になりました!
他にも特定のアーティストを模倣した曲を
AIで作成しそれをSpotifyなどに上げて
お金を稼ぐ人が出てきました。
今でもYouTubeなどでAIソングを
調べるとたくさん出てきます。
このように
一部の人がお金儲けのために
悪用することもあります…
次に実際にAIが
今どれくらい楽曲制作の現場に
使われいているのかについて話します!
結論
制作現場でAIを使っている人は
まだかなり少数だと思います。
ジョージア州に住むあるビートメイカーは
3〜4年前からビートメイクに
AIを使っていると話していました!
ちなみに彼は
リル・テッカやリル・ウージー・ヴァートなどに
提供実績があります。
彼のAIの活用法は
AIに自動生成させたメロディループをサンプリングして
複雑なメロディを作るという使い方です!
つまり彼はAIを用いることで
唯一無二のループを
サンプリングしているわけです。
他にも同じような使い方を
している人はいますが、
AIにメロディやドラムスを
全て任せているという
現場は今の所なさそうです!
実際にAIで曲を
作ってみるとわかると思いますが、
現在の段階(2024年2月に執筆)では
AIが作った曲が必ずしも良い曲とは言えません!
メロディが単調すぎたり
ドラムスがめちゃくちゃだったり…
ですが今後どうなるかは
正直誰もわかりません!
自分個人の意見としては
AIが1から全てプロデュースした曲が、
ビルボードのチャートを
埋め尽くすみたいな未来は
まだ来ないのではないかと思います!
(願望も込めて)
ただAIをうまく活用して
例えばミックスやメロディの案だしに
AIを使うというやり方はもっと広がりそうです!
何が言いたいかというと…
AIの導入を頑なに拒んでいるプロデューサーが、
どんどん遅れを取るみたいな時代も
もしかしたら来るかもしれません!
あくまで可能性の話ですが…
もしあなたが楽曲制作で成功したい
なんとしても音楽で
食べていきたいと思っているなら、
音楽業界における
AIの立ち位置に常に気を張って、
いつでも自分の制作過程にAIを組み込めるくらいの
柔軟の考え方を持っておくことをオススメします!
ではここからは自動楽曲生成が可能な
サイトをいくつか紹介します!
①soundful
ジャンル,BPM,Keyを選ぶだけで
曲を自動作成してくれるサイトです!
また自動生成された曲は楽器ごとの
STEMデータもダウンロード可能です!
無料プランと有料プランがあり
無料プランでは月10回までダウンロード可能です!
ただし商用利用に関しては
有料プランでのみ可能なので注意しましょう。
②soundraw
先ほど話した
Fivioが楽曲制作に用いたソフトです!
soundrawの特徴は曲の雰囲気を指定するだけで
自動で曲を作ってくれる点です。
例えば
「楽しくて踊り出したくなるような曲」
「悲壮感がある壮大な曲」
みたいな感じで、
初心者で詳しく音楽ジャンルがわからない人や
自分がどんなジャンルを
作りたいかわからない人にはオススメです。
soundrawも同じく
無料プランと有料プランがあり、
有料プランでのみ
ダウンロード可能となっています。
またこちらのサイトは
解説者が日本人ということで、
日本語にも対応しています。
③BeatBot
こちらのサイトも
曲の雰囲気やジャンルを指定するだけで、
自動で生成してくれます。
またBeatBotは曲だけでなく、
歌詞も自動で生成することが可能です。
ただし日本語には対応していないため
生成した歌詞は全て英語になります。
さらに男性歌手と指定すれば
歌唱も自動で行ってくれます。
つまりBeatBotだけで
曲が作れちゃうってことです!
ただしBeatBotは生成された曲の
編集はできないため、
納得がいかない部分がある場合は
作り直すことになります。
細かく指定してイメージ通りの曲ができるまで
根気強く生成を続けられる人にはオススメです!
ちなみにBeatBotは完全無料です!
最後に…
今回は音楽制作とAIについてと
自動音楽生成サイトについて話しました。
前半にも話した通り
今現在AIの台頭でプロデューサーの仕事が
無くなるみたいなことはないです。
ですがこれからの未来はわからないです!
実際に昨年
有名なミックスエンジニアの方とお話ししたとき、
「今の自分の仕事は10年後にはないかもねぇ」
みたいなことを話されていました。
半分冗談混じりかもしれませんが、
ミックスやマスタリングの仕事が
一番AIにとって変わられやすいのでは
という話はよく聞きます!
先のことを心配しても仕方ないので
まずは今自分ができることをやる。
そして時には自分の仕事は
AIや他の人でもできるのか、
はたまた誰にも真似できないことをしているのか、
自分の仕事の重要性なんかも考えると
より音楽制作者として
上のレベルに上がれるかもしれません!
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